避難生活に役立つカトー折り(第十五歩)

■生ごみレジ袋の内袋

今回は、キッチンの生ごみをレジ袋に入れたりしますが、そのレジ袋の新聞紙を敷くと、新聞紙が生ごみの汁を吸い、乾かすのでコバエなどの発生を防ぐのです。
また、口を広くして、ごみを入れやすい、また匂わない、見えない、密閉しやすい、汁が垂れないというメリットがあるのです。
デメリットはつくるのが面倒なのですが、カトー折りで袋を形をサッとつくり、新聞紙の袋の底や、レジ袋との固定は、ホチキス(道具)を使うことで丈夫なものが早く作れるようになりました。
この折り方にも秘密があって、新聞紙を2枚使うのですが、さまざまある大きさのレジ袋にぴったりな内袋が作れるようにしました。こういう利点がたくさん見つかるようになると、これをさっそくみなさんに広げて、伝えたいという気持ちになります。このモチベーションがあると、あとは楽に図を描いたり、文章を書くのが楽しくなります。

ちょっと「コバエ」が出てきたなぁという「気づき」の出発から妻が新聞紙を使って防いでいるのを見て、私がそれじゃ、自分も袋づくりを手伝うようになって、このような展開になったのです。
マンションの修繕のスタートもちょっと困ったというのを解決するヒント、人に出会うことで、解決の糸口が見つかるとモチベーションが上がってきて、楽に修繕へと導かれるものです。そのちょっとしたヒントや気づきを大切にして、快適なマンション暮らしになっていくのもいいですね。では、また。

(カトー折り 加藤 祐一)