避難生活に役立つカトー折り(第二十二歩)
■難関を突破するアイデアや知恵
今年もたいへんな年でした。コロナで会社や団体があらゆるところで振り回されました。これらの難関を突破するアイデアや知恵もあったと思います。新しい出会いは物でも人でも、組織でも出逢いが起こったでしょう。
今回は、このアイデアと知恵でちょっとしたことですが、突破した一例を紹介します。新潟の印刷会社からオファーがありました。カトー折りを使わせてほしい、この折り方を、この折り方の絵を使わせてほしいとのことでした。
印刷物のあまった包装用紙を裁断してA4サイズにして、折り方シートを添えて、災害時に役立ててみませんかというものでした。SDGsになるとも書いてありました。よろしければカトー折りのブログに載せましたので、ぜひご覧になってください。
https://blog.goo.ne.jp/kato911
まったく知らない人々にもこのインターネットを通して問い合わせがあり、私の意図するSDGsにつながっていることに共感します。これは私にはご褒美です。エネルギーです。やる気、元気が出ます。モチベーションになります。
ところでマンションの修繕や専門委員会では住みやすくしていく、またそれが居住者から喜ばれるとうれしいものです。何か共感できることで、みなさんのできることを大切にして、みなさんと楽しくできるツールをお互いに見つけて、報奨金や義務というからくりで行動するよりも、このような自分の知恵や趣味がマンションライフでも活かされる関係を築くことに時間をかけてはいかがでしょう。見えないことですが、この見えないものが私たちは大切にしていかないと、本当の集合住宅の良さを満喫できないと思います。であれば、報奨金はとても有意義なものとしてなっていくと思います。
今回のカトー折りは年末になると差し替えると、出てくる余ったカレンダーの紙を使って、大きな皿、バッドを作ってみましょう。アルミホールを使えば、大きな皿にもなって、オードブルにもなるし、または大掃除でも活躍するかもしれせん。お試しあれ。(カトー折り 加藤 祐一)
■今月のカトー折り