避難生活に役立つカトー折り(第二十六歩)

■散歩で出会う人

私はそもそも散歩する習慣はないので、その散歩を好むとはどういう心境になると散歩したくなるかはよくわからない。でもこの散歩の気分であちらこちらで気付きや発見があって楽しいのである。
どういう訳なのかわからないが出会う人というのは偶然に出会っているのでなく、必然的に出会っているのではないかと思うのである。この人と会う必然的な理由があったと後になってからわかる。
どうように出会う向こうの人にも私に会う必然的な理由があるようで、それがまた楽しいのである。
マンションの周辺で散歩でもしようと思うと立ち話になってしまう。そう思うと何気ない行動というが、何気なく始めるときは素直にそうした方がいいことになる。
実は何気なく届いた郵便物を開けてみたら不動産売買のキャンペーンのものだった。へぇー不動産会社が私のアパートを買い取ってくれるかー、即決、即金だとへぇーそうかーちょっと捨てるのはやめておこうと思った。
その後私はここにアパートを売ることになり、今月中に○千○万円の入金が現実化することになった。いやいやびっくりするが、実は私の個人の経済は確定申告、高い税金や国民性健康保険の支払いの連続でピンチだったのだ。私はこの何気ないところで救われた。そういう気分でゴールデンウィークは家内と大阪に楽しく食い倒れしてきた。

(カトー折り 加藤 祐一)

■今月のカトー折り

~ドギーバックの折り方~
今回のカトー折りは旅先で食べきれず持ち帰りにするドギーバックの折り方を紹介します。チラシなどを使ってやってみてください。