カトー折りの散歩道(第四十四歩)
■モチベーション
今朝から寝起きのままでパジャマ姿でパソコンに向かい、本日締め切りの資料を完成させた。提出も済んで入浴して、食事を終えてやっと落ち着いたところである。
この資料はページにすれば4ページだが、2ヶ月は掛かった。資料作成にはChatGPTにアイテムの内容や視点を変えて行ったものの、自分は納得していないようで執拗に質問の仕方を変えて導き出した。一方マイクロソフトのCopilotは引用元を明らかにして答えてくれるのでその使い方は違っていた。ChatGPTは回答を整理してくれるが、勝手に内容も生成して融通は利くがきれいにまとめすぎてわざとらして面白くないのだ。
結局その資料は自分で書き込んだ。それは講演資料であって、1週間後に避難生活に役立つ10の知恵というお題で40分の講演をするものだ。
68歳にもなってもこうやって夢中になれるものがあって楽しいが講演までのパワーポイントのスライドを再度、作り直す。あーしんど、だが今はもうその元気はない。私はこの数日間にこの資料作りにハマりにハマっった。今は達成感がご褒美なんだろうと思う。ギリギリまで追い込むと文章や書き方も研ぎ澄まされるようで家内に見せたら読みやすいと褒められた。
この一休みは心を無重力状態にしてくれる。ポーッとしていたら、あ、コラム書かないと思い出す。そうやることはいっぱいあるが、私がそうしたいというモチベーションが生まれない。だからそうさせるには自分を追い込むしかない。それは私の操縦法、やり方なんだと気づいた。(カトー折り 加藤 祐一)
■今月のカトー折り
~紙を繋げるワザを身に付ける(とんがり折り)~
今回は、紙を繋げる技を覚えてみよう。
試しに図のようにやってみて紙同士を繋げることはできますか?
これは新聞紙を繋げて、カーテン代わりになれば目隠しができます。避難生活のときはプライバシーが守られないので、考案したものです。倒壊した家には空き巣が入ります。外から中が見えてしまうとよくありません。こういう方法で残された材料で目隠しができます。