カトー折りの散歩道(第四十五歩)
■紆余曲折の1ヶ月
こういうところでこのコラムを書くとは想定外です。
ここは新横浜にあるがん検診ができるクリニックです。PET検査にきまして、待合室で書き始ました。
11月も終わろうとしているが、忙しくも充実した有意義で楽しい11月だった。今週末は新宿駅地下広場で、3R推進キャンペーンでカトー折りブースを出展します。隣のブースが物産なので買い物された品物の入れ物をカトー折りのエコバッグで提供するコラボレーションとなった。ここでは単純にカトー折りでサッサと作って、はい、どうぞと渡し、レジ袋を使わずに、あら、英字新聞紙で作った手提げ紙袋ね!っと言われて、キャンペーンとしたいところ。
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しかし現実はさっそく厳しいとわかり、紆余曲折の1ヶ月を過ごした。結論は喜んで、安心してカトー折りの紙袋を使ってもらえるためにきれいに作れるようにカトー折りをアレンジすること。それは道具や治具を使って、サッと作る。そういう工夫を凝らした結果、また素敵なエコバッグが誰でも簡単に作れるようになったのです。お手伝いに来た人、来場者でもそれを使えばサッと作れるエコバッグ。
まぁ、忙しくてもあとあとに残る成果物に時間を費やすのはたのしいもので、嫌なことも忘れる。
さて、私は口内炎かと思ったら、どうやら、がんのようでそれで検診に、いま、来ている。あーなんということかと思うかもしれないが、あまり落ち込んでいない自分が不思議とも思っています。
※参考 3R(出典:3R推進協議会)
3Rとは Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称です。
Reduce(リデュース)は、製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること。耐久性の高い製品の提供や製品寿命延長のためのメンテナンス体制の工夫なども取組のひとつです。
Reuse(リユース)は、使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること。その実現を可能とする製品の提供、修理・診断技術の開発、リマニュファクチャリングなども取組のひとつです。
Recycle(リサイクル)は、廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。その実現を可能とする製品設計、使用済製品の回収、リサイクル技術・装置の開発なども取組のひとつです。
(カトー折り 加藤 祐一)
■今月のカトー折り
~紙を繋げるワザを身に付ける(とんがり折り)~
(このワザを使って封筒、さらに新聞紙でカーテンもできる)
※今回は紙をくっつける簡単な実験です。これが何に役立つというものではありませんが、紙を継ぎ足せると何か役立つかもしれません。