アメリカ便り(第四十六歩)
■2025年展望
皆様明けましておめでとうございます。
いよいよ2025年ですね!ここ最近はどうも政治的なことに関心が向いてしまいます。ダラスでの日々の生活費の高騰、街で見かける新しいホームレスの顔ぶれ、空を見ればケムトレイルの雲が何本も交差しています。それぞれどうしてこうなった?と色々調べるうちに段々と各国の政治的動向、そしてプロパガンダにも興味が湧いてきているところです。自分で調べていくうちにどんな一年になるのか考えてみるとなぜかワクワクしてしまうのは私だけでしょうか?
昨年をちょっとだけ振り返って見ますと、アメリカをはじめ各国で現行政権に厳しい状況になっていると思います。イギリスでは14年ぶりに政権交代。フランスでは内閣不信任案が可決されて、発足2ヶ月で内閣総辞職。マクロン大統領は任期全うの考えを示すも厳しい立場にあるようです。昨年4月の総選挙で大敗した韓国の尹大統領は、非常戒厳宣布が失敗し、大統領任期半ばにして実質的な権力を失った状態。日本でもご存知のように石破首相が就任後まもなく解散総選挙したが30年ぶりの少数与党で厳しい政権運営。アメリカも現職の民主党に代わって共和党大統領候補であるトランプ氏が第47代大統領として返り咲くことに。幾度もの暗殺未遂をすり抜けて、最終的には選挙を圧勝しました。JFK暗殺など組織的な暗殺事件が伯仲堂々行われる国ですから、今月20日の就任式になるまでまだまだ油断禁物です。
トランプ氏は、積極的に組閣人事を進めているようで、連日SNS、オールドメディア共に話題になっています。カリフォルニア州では950ドル以下なら万引きや窃盗しても重罪に問われないというカリフォルニア州のとんでもない州法もプロポジション36の可決により12月から変更され重罪扱いになり、その効果も既に現れているとのこと。
彼が就任後実行する政策予定の中に、世界の全てのアメリカ軍基地の閉鎖が盛り込まれていると言われています。これは世界に200ある米軍基地の撤退の一環とのことで、トランプ氏の右腕となるロバートケネディジュニアが、無所属で大統領選挙に立候補した時に訴えかけていた方針です。もしこれが実行された場合、日本からは米国軍人とその家族の約9万人が帰国し、基地跡は日本に返還されることになります。その後、アジア、中東、そして世界のパワーバランスがどうなっていくのか?これは大注目すべき点です。
最近、台湾周辺で中国軍が大規模な軍事演習したりなどと物騒な状況のようですが、実際にダラスでも台湾からアメリカに移住している人が増えてきていると聞いて驚きました。ついでに現在の北朝鮮の外交大臣はあの横田めぐみさんだという話を聞いてこれまた驚きました。彼女は誘拐されていたのでは?もちろんこの事実を私が確認することはできません。
話はそれましたが、トランプ大統領正式就任とともに、ロバートケネディとイーロンマスクその他の実力者がバイデン政権のマイナス事業を即時に正して行くことは間違いないことと思います。同時に日本政府は日本人に対してこれまで以上に厳しい状況を作り出して行くことになると思います。SNS情報ですが、中国人を片親に持つ方の家に小銃が配られたという投稿を見つけ、日本がウイグルにならないように案じて止みません。そんなことにはならないと思いますが、今年はいよいよ本当に日本の自立が不可欠な時代に突入していくことになる、そしてもう待ったなしのところまで来ていると感じます。気を引き締めて行きましょう!
(米テキサス 谷 景太)